矢沢の自然観察会に今年も行ってきました
花巻店
8月3日(日)に矢沢地域の自然保護を考える会主催の第18回「夏の自然観察会」が開催され、当店も協賛させて頂き参加して参りました。
矢沢地域の池には岩手県の天然記念物である「ゼニタナゴ」が生息していましたが、近頃はその数がどんどん減ってしまっているそうです。主な原因は、無断放流されてしまっている外来種のタイリクタナゴやザリガニなどによる捕食。ゼニタナゴの絶滅が危惧されるほどの状況です。そのため地域の方々がゼニタナゴ保護を目的とし、外敵の駆除を行いゼニタナゴを増やそうと尽力されております。「この豊かな自然を未来の子供たちにつなげていこう」と自動車部品製造ののアイシン東北さんも、深く携わられている活動です。

菊池統一会長のご挨拶ののち、自然観察会が始まりました。
周りの池や水路に潜んでいる外来種の魚やザリガニの駆除を、総勢80人ほどで行います。

池の中に仕掛けていた網を引き揚げたり、一方から網で追い込んでいき、待ち受けていた子供たちがそれをすくいあげたりと。さまざまな方法で魚やザリガニを捕まえていきます。外敵を減らすことで、ゼニタナゴが住みやすい環境を整えていきます。その後は、ザリガニ釣りやタナゴ釣りを子供たちに体験してもらったり、ザリガニの試食も行いました。

食べる機会の少ないザリガニですが、海水で泥をしっかり吐かせ、濃度1%程度の塩水で茹でると美味しく食べられるそうです。子供たちは「なんだかカニみたい」と食べていましたよ。また、地域の方がお茶と美味しいお菓子もご用意してくださり、暑い夏空のもと有意義な時間を過ごさせて頂きました。
最後にはアイシン東北様から、参加者全員へ自社製のシイタケ、子供達にはお菓子をプレゼント。矢沢郵便局様、JA花巻矢沢支店、当店からはオリジナルグッズなどをプレゼント。今年も多くの子供たちと参加することができ、私たちも大変楽しませていただきました。ありがとうございました。